心理相談・受診相談の事例 | 山本心理相談室


女性の専任カウンセラーによる心理相談。精神科や心療内科の受診に関する質問や、うつ、発達障害、PTSD、パニック障害などに悩まれている方は気軽にご連絡ください。

虐待によるPTSDに悩む女性

幼い時からの虐待で慢性のうつ状態とPTSDで苦しんでいた20代女性。
仕事も長く続かない場合が多く経済的にも困窮していた。今まで心療内科を受診したほうがいいか迷っていたが、中々一歩を踏み出せずにいた。当相談所のメールカウンセリングをきっかけに、心療内科の具体的な受診方法や、福祉制度を使った受診料の軽減方法などを知り、経済的負担を減らしながら安心して通院できるようになった。その後も服薬を続けるために治療上の疑問に対する医師への質問の仕方、自分の症状の的確な伝え方などを相談するために当相談所を利用され、無事治療を継続し、今はカウンセリングと調子が悪くなった時の頓服のみで日常生活を送れるまでに回復した。

原因不明の体調不良に悩む女性

日々の体調不良や気分の波、体の激痛に何十年も悩み続けてきた40代女性。
薬を飲むことに抵抗があり、自力で治したいとあらゆる健康に良いとされる民間療法に努めてきたが、一向に改善されなかった。当相談所のスカイプによるカウンセリングにて話をしていく中で、産後うつが長引いた結果による慢性的なうつ病かもしれないということが分かった。その後も薬を飲むことへの抵抗感が強かったが、カウンセリングの中でおおまかな薬による効果・影響などを知ることで、精神内科を受診することを決意。投薬治療により、慢性疲労・体の痛みなどが大幅に改善し、日常生活を快適に過ごせるようになった。また、うつ病による症状が軽減したことにより、その他の持病の治療に専念できるようになり、全体的な健康の底上げにもなった。

小学生から不登校だった女性

小学生から不登校だった10代の女性。
本人はカウンセリングに来れないため、ご両親のどちらかが継続的に面談に来られていた。ご両親は心療内科を受診させたい意志を示されていたが、当相談所が必要性を感じなかったため、面談でご両親、手紙にて本人の同意を得て、家庭訪問をし、本人と直接面談することができた。その後は、本人が得意な遊びをするという目的で、自分からカウンセラーに会いに来ることで外出の機会を徐々に増やし、在籍学校にも顔を出すことができ、適応指導教室に通学できるようになった。進学についても面談初期から話し合い、今もご両親と情報を交換しながら、本人の意思で進めている。

環境によりうつ状態になった男性

社会的に成功していたが、環境によりうつ状態になった30代の会社員男性。
会社内でのトラブルも少なく、能力もあり順調にキャリアを伸ばしてきていたが、結婚、部署の異動、組織運営のボランティアなど、社会的なイベントが重なったことでキャパオーバーとなり、希死念慮や止められないイライラと抑うつ感が続いた。もともと自分のことを人に相談するのが苦手で、本人や家族は受診に抵抗があったが、事前にメールカウンセリングで打ち合わせ、当相談受診付き添いを利用されたことで、受診当日は付き添いスタッフが足りないところを補いながらスムーズに説明することがでた。また、早めに受診したことで服薬内容も軽く、短期で順調に過ごせるようになった。