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心理学に関する書籍の感想や、日々の気づきを綴っています。

新サービス「もきゅ相談室」が誕生しました

2025年10月9日

「カウンセリングを受けるほどではないけれど、誰かにこのモヤモヤを聞いてほしい…」
そんな声にお応えして、山本心理相談室の姉妹サービス「もきゅ相談室」が誕生しました。

もきゅ相談室では、ぬいぐるみの「もきゅ院長」が、あなたの日常のちょっとした悩みや愚痴に、優しく耳を傾けます。人間関係のこと、仕事のこと、誰にも言えなかった小さな秘密。ここでは、評価も判断もありません。ただ、あなたの言葉をそのまま受け止める、安全な空間です。

ログイン不要・完全匿名で、10分500円から。心が少し疲れたとき、誰かに話したくなったとき、いつでもお気軽に「もきゅ院長」を訪ねてみてください。

もきゅ院長

心理士読書感想:もっと早く出会いたかった。私のための本です

2025年7月29日

まさに今、私が現場で感じている息苦しさ、職員さんとの距離感、自分の役割への焦り…そのすべてが「あなただけじゃない」と肯定された気がして、読みながら涙が出ました。特に第1章のケーススタディは、きれいごとではないリアルな葛藤が描かれていて、「そうそう、これで悩んでた!」と何度も頷きました。単なる理論書ではなく、明日から「こうしてみよう」と思える具体的なヒントと、何より「この仕事、もう少し頑張ってみよう」という勇気をもらえる一冊です。同じ立場の同僚、全員に勧めたいです。
詳細はこちら:『児童養護施設の人と組織を動かす 心理職の心得』
著:大創社
Amazon:Amazonで見る

クライエント様読書感想:声にならない悲鳴をあげていた、かつての自分に手渡したい一冊

2025年6月20日

「『普通』の家庭という幻想の裏側で、声にならない悲鳴をあげていた、かつての自分へ」。もしタイムマシンがあるなら、私はこの本『泥に咲く蓮』を、震える背中を丸めていたあの頃の自分に、そっと手渡したい。

本書は、精神的虐待やネグレクトといった、社会の海面下で見過ごされがちな苦しみを克明に描いた、著者の魂の記録だ。だが、これは単なる壮絶な体験の暴露本ではない。なぜなら、本書が描き出すのは「被害」そのものだけではなく、「なぜ声を上げられなかったのか」という構造的な問題と、絶望の淵から自らの足で立ち上がり、人生の主導権を取り戻していく「回復」の確かな道のりだからだ。

読み進める中で、私は何度も息をのんだ。具体的なエピソードの残酷さ以上に、主人公ロータスが自身の存在証明を奪われ、まるでバグったゲームのキャラクターのように扱われる描写に、胸が締め付けられた。それは、同じような経験を持つ者にとって、忘れようとしていた記憶の扉を叩く、鋭くも誠実な問いかけだった。しかし、不思議と読後感は暗くない。むしろ、泥の中から顔を出し、凛として咲こうとする蓮の花のような、静かで力強い希望が心に残る。

この本は、当事者だけのものではない。教育者、医療関係者、あるいは「自分の家庭は関係ない」と思っている人にこそ、読んでほしい。これは一個人の特殊な物語ではなく、私たちの社会が抱える歪みの写し鏡なのだから。見えない傷に気づき、寄り添うために、私たちはこの物語を知る必要がある。

今、暗闇の中で孤独を感じているすべての人へ。そして、その隣で何ができるか模索しているすべての人へ。この一冊が、あなたを照らす光となることを、心から願っている。

詳細はこちら:『泥に咲く蓮:私のステータス画面、バグっててカルテもアルバムも表示されないんですけど!?〜クソゲーみたいな現実で、最高のエンディングを目指す〜』
著:M・T・ロータス
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心理士読書感想:現場の心理職の「あるある」が詰まった、共感と発見の一冊

2024年12月20日

児童養護施設で心理職として数年勤務しています。日々の業務の中で、他の職種との連携の難しさや、自分の役割が曖昧に感じられる瞬間、「自分はこの施設で本当に役に立っているのだろうか」という漠然とした不安を感じることがありました。

本書を手に取り、まさに「これだ!」と思いました。経験年数の異なる複数の心理職の方々の語りを通して、自分が感じてきた葛藤や戸惑いが、決して自分だけのものではなかったこと、そしてそれが役割を獲得していくプロセスにおいて必然的に生じるものであることが、痛いほどよく分かりました。

特に、施設の文化と心理職の専門性との間に生じる摩擦や、関わる人によって役割の質が変わってしまう「属人性」の問題など、現場で日々直面する課題がリアルに描かれています。経験の浅い心理職が抱える悩み、中堅やベテランがどのようにそれを乗り越え、独自の役割を切り開いてきたのか、そのプロセスが非常に興味深く、勇気づけられました。

本書は、児童養護施設で働く心理職にとって、自分の立ち位置を確認し、今後の働き方を考える上で、かけがえのない羅針盤となるでしょう。また、施設長や他の専門職の方々にとっても、心理職の役割や葛藤を理解し、より良い協働体制を築くための貴重な示唆を与えてくれるはずです。

詳細はこちら:https://daisosha.com/daisoshahealthcarepublishing2.html
著:大創社
Amazon:https://amzn.to/42GN6xE

スーザン・フォワード博士著『毒になる親』 スタッフ感想文

2024年12月20日

息苦しさから解放への一歩――『毒になる親』を読んで
「親だから」「愛しているから」――その言葉の裏に隠された支配、操作、そして心の傷。スーザン・フォワード氏の『毒になる親』は、これまで蓋をしてきた親との関係を見つめ直す、苦しくも必要な旅へと私を連れ出しました。

本書を読む前は、自分が「毒になる親」の影響を受けているとは全く考えていませんでした。むしろ、親の期待に応えようと頑張り、良い子であろうと努めてきたからです。しかし、ページをめくるごとに、まるで自分の心のレントゲン写真を見るように、抑圧されてきた感情、満たされない欲求、そして自己肯定感の低さに気づかされました。

特に印象的だったのは、「機能不全家族」の概念です。一見普通の家庭に見えても、親の未解決な問題が子供に負の連鎖を引き起こし、大人になっても苦しみ続けるという現実。私自身の経験と重ね合わせ、胸が締め付けられる思いでした。

フォワード氏は、具体的な事例を交えながら、親からの精神的虐待がどのような形で現れるのかを解説しています。例えば、過干渉、過度の期待、無視、言葉による暴力など。これらの虐待は、目に見える傷を残さないだけに、より深く、より長く心に影を落とします。

しかし、本書は単に親を糾弾するものではありません。むしろ、親自身もまた、過去の傷を抱えている可能性を示唆し、親との関係を修復するための具体的な方法を提示しています。許しとは忘れることではなく、過去の影響から解放されること。そして、自分自身の人生を生きること。そのメッセージは、深い共感と希望を与えてくれました。

この本は、親との関係に悩むすべての人にとって、必読の書と言えるでしょう。そして、親との関係が良好だと考えている人にも、ぜひ読んでほしいと思います。もしかしたら、あなたも気づいていない心の傷を癒すきっかけになるかもしれません。

本のおすすめ by山本心理相談室

2021年1月26日

「母親なのだから、愛してくれて当然」――その見えない神話に、どれだけ多くの娘たちが心を縛られてきたことでしょう。『毒になる親』で親子の問題に光を当てたスーザン・フォワード氏が、本書『毒親の棄て方』では、特に母親との関係に苦しむ娘たちへ、力強く、そして具体的な羅針盤を示してくれます。

私自身、カウンセリングの場で「母を悪く思うなんて、私が悪い娘だからだ」と涙ながらに語る方に何度も出会ってきました。本書は、そんな罪悪感や自己嫌悪はあなたのせいではないと断言します。第1部では、過干渉、自己中心的、ネグレクトといった「愛情のない母親」のパターンを具体的に解き明かし、自分が受けてきた傷を客観的に認識する手助けをしてくれます。それは、長年見て見ぬふりをしてきた心の傷に、初めて名前をつけるような、痛みを伴うけれど不可欠な作業です。

そして第2部では、その傷を癒し、母親の呪縛から自らを解放するための、実践的なステップへと進みます。「境界線を引く」とはどういうことか。母親に支配されず、対等な大人として関係を再構築する、あるいは「自分の幸せ」を最優先するために距離を置くという決断。それは決して母親を「捨てる」という冷たい行為ではなく、自分自身の人生を取り戻すための、勇気ある一歩なのです。

もしあなたが、「母親の顔色をうかがってしまう」「自分の意見を言うのが怖い」「なぜかいつも自信が持てない」と感じているなら、この本はあなたのためのものです。これは単なる告発の書ではありません。母親との関係に一つの区切りをつけ、あなた自身の力で幸せになるための、心強いマニュアルです。

本のおすすめ by山本心理相談室

2020年9月7日

「なぜ、あんなにも酷い記憶が、昨日のことのように蘇るのだろう?」――トラウマを抱える多くの方が、その問いに一人で苦しんでいます。ジュディス・L・ハーマン博士の『心的外傷と回復』は、トラウマ研究の金字塔として、その問いに深く、そして誠実に向き合う一冊です。これは単なる理論書ではなく、トラウマサバイバー(生存者)とその支援者のための、希望の地図と言えるでしょう。

本書を読んで、私が特に心を揺さぶられたのは、トラウマが「個人的な不運」ではなく、「社会的な断絶」であるという視点です。暴力や虐待は、人の内なる安全感や信頼感を根底から破壊し、世界から孤立させます。ハーマン博士は、その回復のプロセスが一人では決して成し得ないことを強調し、安全な人間関係の中でこそ可能になると説きます。

この本が提示する「回復の三段階モデル」――①安全の確立、②想起と服喪、③再結合――は、多くの臨床家にとっての道しるべとなっています。特に、虐待など長期的なトラウマがもたらす複雑な症状を「複雑性PTSD」として提唱した功績は計り知れません。それは、これまで診断名がつかずに苦しんできた人々に、「あなたの苦しみには名前がある」と告げる、力強いメッセージとなりました。

内容は専門的で、時に読むのが辛い部分もあるかもしれません。しかし、トラウマの記憶を語り、失われたものへの悲しみを表現し(服喪)、そして再び他者と、社会と、繋がっていく(再結合)という回復への道のりは、暗闇の中に差し込む確かな光です。

もしあなたが、過去の出来事に今も苦しんでいるなら。あるいは、大切な人の痛みにどう寄り添えばいいか悩んでいるなら。この本は、あなたとその人が孤立から抜け出し、尊厳を取り戻すための、賢明で、そして温かい伴走者となってくれるはずです。

本のおすすめ by山本心理相談室

2020年3月5日

「もっと、あの子の心に寄り添えたら…」――多忙な毎日の中で、そう願いながらも、具体的な方法が分からずに悩んでいる先生は少なくないはずです。本書『教室で生かすカウンセリング・マインド』は、そんな先生方のための、温かく実践的な導き手となります。専門的なカウンセリング技術を学ぶのではなく、教師という立場で「今すぐできること」に焦点を当てているのが、本書の最大の魅力です。

スクールカウンセラーとして現場にいると、「何とかしなければ」という責任感から、つい「指導(Doing)」に力が入ってしまう先生方をよくお見かけします。しかし、著者の桑原氏は、まず子どもの存在そのものを認め、ただ「共にいる(Being)」ことの大切さを説きます。それは、問題を「直す」のではなく、子どもの中にある育つ力を信じて「育てる」という視点への転換です。

本書は、ロジャーズの三原則(共感的理解、無条件の肯定的関心、自己一致)といった基礎を分かりやすく解説しながら、それを教室という特殊な環境でどう生かすか、具体的な言葉や関わり方のヒントを豊富に示してくれます。不登校やいじめといった難しい問題への対応はもちろん、保護者や同僚との連携についても触れられており、まさに「学校」という一つのチームで子どもを支えるための知恵が詰まっています。

この本は、小手先のテクニック集ではありません。子どもと関わるすべての大人が、自分自身の「心の在り方」を見つめ直し、明日への活力と、子どもたちへの優しい眼差しを取り戻すための、心の栄養ドリンクのような一冊です。若手の先生はもちろん、ベテランの先生方がご自身の関わり方を振り返るきっかけとしても、強くお勧めします。

本のおすすめ by山本心理相談室

2019年8月24日

「知らなかった」では済まされない――子どもたちのすぐ隣にあるその闇に、私たちはどう向き合えばいいのでしょうか。森田ゆり氏の『子どもへの性的虐待』は、この重く、しかし決して目を背けてはならない問題の核心に迫る、すべてのおとなのための「こころの救急箱」です。

カウンセリングの現場で、言葉にならない苦しみを抱えたサバイバーの方々と出会うたび、この問題の根深さと、社会に蔓延する誤解の多さを痛感します。本書は、長年の研究と実践に裏打ちされた確かな知識で、そうした誤解(「知らない人から被害にあう」「女の子だけの問題」など)を一つひとつ丁寧に解きほぐしてくれます。

本書が素晴らしいのは、単に問題の深刻さを訴えるだけでなく、「では、私たちに何ができるのか」という具体的な行動を示してくれる点です。子どもの話をどう聴けばいいのか。被害に気づいたとき、どこに相談すればいいのか。そして何より、虐待を未然に防ぐために、家庭や地域でどのようなことができるのか。専門家でなくても、誰もが子どもを守るための当事者になれることを、本書は力強く教えてくれます。

内容は衝撃的で、胸が痛むかもしれません。しかし、その痛みから目を逸らさずに知識を得ることこそ、子どもたちの未来を守る第一歩です。子どもに関わる仕事をしている方はもちろん、すべてのお父さん、お母さん、そして地域の一員であるすべての人に手に取ってほしい。これは、無力感から抜け出し、行動するための勇気を与えてくれる、希望の書です。

本のおすすめ by山本心理相談室

2019年2月11日

子どもの「本当の声」を、私たちは聴けているだろうか――。虐待や事件の被害者となった子どもが、その小さな胸の内で体験したことを語るのは、想像を絶するほど困難な作業です。本書『子どもの面接法』は、そうした子どもたちの声を、歪めることなく、そして更なる傷を負わせることなく、社会が受け止めるための「司法面接」という専門的な技術を解説した、極めて重要な一冊です。

私たちカウンセラーが普段行う臨床面接とは異なり、司法面接の目的は、法的な場で証拠となりうる正確な情報を得ることです。そのためには、面接者の「知りたい」という気持ちを抑え、徹底して中立的な立場で、誘導や暗示を排除した「開かれた質問(オープンクエスチョン)」を投げかける技術が求められます。子どもの記憶は非常に繊細で、大人の不用意な一言で簡単に変容してしまう危険性を、本書は科学的な知見に基づいて示しています。

この本を読むと、善意からであっても「~だったの?」と問い詰めることが、いかに子どもの供述を汚染し、真実から遠ざけてしまうかがよく分かります。面接を録画・録音し、子どもが何度も辛い体験を語る負担を減らすといった具体的な手法も、すべては「子どもの最善の利益」を守るためにあります。

この本は、司法関係者や児童福祉の専門家にとって必読の書であることは言うまでもありません。しかし、私は、子どもと関わるすべての人に、そのエッセンスだけでも知ってほしいと願っています。それは、子どもの言葉の繊細さを理解し、その一つひとつを大切に受け止めようとする姿勢に繋がるからです。子どもたちの声にならないSOSを正しく受け止める社会であるために、私たちおとなが学ぶべき知恵がここにあります。

本のおすすめ by山本心理相談室

2018年6月18日

「人を助けたい」――その純粋な想いを胸に、私たち専門職は心理援助の道を志します。しかし、その道は決して平坦ではありません。本書『心理援助の専門職として働くために』は、そんな援助者たちが自らの足元を照らし、専門家として、そして一人の人間として成長し続けるための、信頼できる伴走者のような一冊です。

この本が問いかけるのは、クライエントをどう理解するか、だけではありません。「あなた自身の価値観が、援助にどう影響しているか?」「援助職を目指す、その動機は何か?」――本書は、私たち援助者自身に、深く、そして鋭く問いを投げかけます。自分自身の内面と向き合うことから逃げずに、自己理解を深めることこそが、より良い援助の礎となることを教えてくれます。

また、守秘義務やインフォームド・コンセントといった、現場で日々直面する倫理的なジレンマについても、豊富な事例を通して考えさせてくれます。これは、単なる「正解」を覚えるためのものではなく、複雑な状況の中で悩み、考え抜き、クライエントにとっての最善を追求するための「判断力」を養う訓練です。

これから専門職を目指す学生さんにとっては、現場実習やスーパービジョンをどう活用すればいいか、具体的な道筋を示してくれるでしょう。そして、すでに現場で奮闘している私たちにとっては、日々の実践に追われる中で見失いがちな「初心」や、自らの課題を再確認させてくれる、鏡のような存在になるはずです。

これは、技術や理論を学ぶだけでは決して辿り着けない、「援助者」という人間のあり方を深く見つめるための実践テキスト。すべての人を支える専門職に、そしてそれを目指すすべての卵たちに、心からお勧めします。

無料カウンセリングで困窮した若者をサポートしたい!

2018年2月11日

この度、当相談室にて「無料カウンセリングで困窮した若者をサポートしたい!」という企画を立ち上げることになりました。
企画の賛同者様からの支援金に応じてサービスの実施人数を決め、最大で10人の方に臨床心理士が必要と判断した場合、最大1年間無料のメールカウンセリングを体験してもらいます。
対象は主に貧困世帯の若年層及び貧困世帯で子供のことで悩んでおられる保護者の方ですが、自分が当てはまるか分からない方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
この企画に賛同し、支援してくださる方も合わせて募集しております。
プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/58490

Campfire Project

ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年6月18日

家庭に苦労されて来た方には鉄板の本ですね。 誰が読んでも納得の内容。
なかなかハードな内容なので、読んでて辛くなる方はゆっくり自分のペースで読んで下さいね^^
『毒になる親』 スーザン・フォワード

ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年5月15日

人生の大半は自分が同じ様な目に遭うまでは大概は理解できないし、相手を理解してなかった事に気づく事すらない。
そう思えば目の前の相手の言葉やそこから見える情景に対して真剣に向き合う以外ないと襟を正せる。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年5月8日

ドラマで良くセクハラ(不適切な関係)の『濡れ衣』を着せられて云々とかいうシーン多すぎな気がする…。
実際寄せられる相談は本当にセクハラに遭った人が圧倒的に多い。
テレビももう少し平等に話題を扱えないものかと感じる今日この頃。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年5月5日

『昭和元禄落語心中』で、幼い頃、自分の母親を殺してしまった事をハッキリ覚えてないシーンがあった。
過去のトラウマ的な事を心の中に閉じ込めている分かりやすい例だと思う

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年5月3日

臨床心理士による心理テスト(バウムテスト)を始めました!
バウムテストという、木を書いてこころを理解するためのテストがあります。
当相談室の場合、3枚書いていただいて解説を行います。
自分の傾向などを気軽に知りたい方にお勧めです☆
気になる方はワオミーへ!(=゚ω゚)ノ♬

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年4月23日

臨床心理士になるための訓練を受けていく中で、”クライアントから癒しを得るなんて搾取だ!”みたいなことを教授に言われたけど、そんな事ないと思うと反論したことあるなぁ。癒しを目的にカウンセリングをすれば搾取だけど、面談の過程や結果として振り返ってみればお互いに癒されていたと言うのはむしろカウンセリングの一つの成果ではないか...と思います。治療とはいえ人間関係である限り、一方的な関係なんてない気がします。(まぁ、それと同じくらいクライエントから搾取しないという信念・原則は常に持っていないと本当のカウンセリングではないですけど。)
生き抜くためなら、薬であれ、カウンセリングであれ、健康法であれ、使えるものは何だって使っていこうというのが私の信条であり、治療のコンセプト。それはクライアントとの関係も選択肢に入っています。ただし、いい関係であれ、そうでない関係であれ、どちらにせよ使っていけるようになってこそ本当の治療。いい関係だけ活用するのは誰にでもできる。それが例えひっくり返ったとしてもゆらぐことなく、そのことについて開けたディスカッションをできてこそ本物のカウンセリングだろう。
カウンセリングは恋愛に似てるとか言っていた医者がいて、学生の頃は「何言ってんだろうなこのおっさん…危ない人かよ」って思って聞いていたけど、今なら言わんとしていた意味が分かる気がする。”恋愛”という言葉のチョイスはロマンチックを通り越して誤解を受けそうだからいただけないけど、”いい感情も悪い感情もひっくるめての関係”という意味ではあながち間違ってはいない。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年4月13日

自分が相談するのが下手くそなので余計に思うことなのですが…人に相談できた段階で半分は問題解決に近づいたんじゃないかと私は思う。なぜなら問題を解決するための武器として”相談”というツールを手に入れた(選べた)ことになるからである。
複数の学校で働いていても感じたことだが、教員が積極的にスクールカウンセラーを使おうとする校風のところとそうでない学校だと、生徒・児童の自主的な相談率は圧倒的に前者が高く、結果早期の問題解決に繋がりやすい。日本はもっと相談を活用する力を、大人が積極的に相談する姿を見せることで育てていくべきだと思う。
ここからも言えることは、「相談したくても相談できない人」のニーズをどう拾っていくのかが相談業務にかかわる者には常に問われると思う。メールカウンセリングがそういったグレーゾーンにいて身動きができなくて困っている人の役に少しでも立てていることを願う。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年4月8日

アンガーマネージメントのセミナーに行った方が「(怒りの感情が収まるまで)1から数字数えてる間に相手のどこを殴るか考える」というジョークに”その気持ちわかるなぁ~”と爆笑してしまった…m(_ _)m カウンセラーなのに怒られちゃいますね(笑)
今回のケースだと、「怒りの出し方」を習う前に「怒りのコントロールの方法」を学ぼうとして、失敗してしまったということですね。このようにスキル系は一つでも間違うと受け入れ難い結果になってしまい、嫌な感情しか残らない。土台を作る前にすぐ役立ちそうなものを取り入れようした場合こういうことに陥りやすいので注意が必要ってことですね。
自主的にスキル系を勉強する時は何冊か関連する本などを読むなど、複数の視点も取り入れて下さいね。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年4月7日

人の人生に起こるであろう大半の出来事は悲劇であろうと喜劇であろうと、自分が同じ様な目に遭うまでは実は理解できていないし、もっと言えば相手を理解してなかった事に気づく事すらないと思う。自分の人生を振り返っても、周りを見渡してもこのことは案外的外れではない。
その上で、精神疾患はそういったものの中の代表なのかもしれない。どんなに状態が悪くても見た目にはほとんどわからない上に、疾患によっては病識を持てないこともある。また、自分の認知を信用できなくなったり、カミングアウトもし辛ければ、説明して伝わるものでもない…そういった様々な見えないボーダー(障害)がますます当事者と社会を隔てていく。
相手が伝えたいことを100%表現できるとは限らないし、自分にそれを全部受け止めることも保証できない。そう思えば目の前の相手の言葉やそこから見える情景に対して真剣に向き合う以外ないと襟を正せる。人生のあらゆる経験は「その人だけの唯一のもの」だと心から思うからこそ、自分の体験にも他社の体験にも最大の敬意を払って耳を傾ける。その繰り返しが私のカウンセリングなのだろうと思う。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年4月5日

エベレストを始めとする世界中の名だたる高山を、凍傷で指を切断するなど度重なるゲガやアクシデントをものともせずに文字通り命がけで全て制覇した女性登山家がこう言っていた。
「自分の人生において、うつ病が一番困難な出来事だった」
自分が倒れた時に出遭った言葉で、その言葉に驚愕しつつ、この病気の大変さを改めて納得…そしてうつと戦うすべての人に尊敬の念を抱くようになった。
今はその『世界最高峰の登山』を少しでもサポートすることができれば…と思い行動している。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年3月23日

ドラマを見ていてふと思った。
良くセクハラ(及び性被害)の濡れ衣を着せられて云々とかいうシーン多すぎな気がしせんか…?(+_+;)
でも実際寄せられる相談は、本当にセクハラに遭った人が圧倒的に多いのです。
テレビももう少し平等に話題を扱えないものかと感じる今日この頃。
ドラマついでにもう一つ。
逃げ恥を「キュンキュンする」「ダンスかわいい!」という視点は一切なかったですね…。
現代社会のとってもリアルで切実な問題提起ドラマという目線でしか見ていなかったです。すみません(;´・ω・)
といった風にちょっと偏った見方をして楽しんでいます(笑)

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年3月13日

個人的に三月のライオンの主人公はうつ状態の思考パターンや行動を象徴的に描写していると思う今日この頃d(^_^o)
アニメとかドラマ、テレビに出てくる人をこうかな・ああかな、と色々当てはめてみるのが結構楽しかったり。
皆さんはどうですか?

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年2月15日

WoW!me(ワオミー)で「山本心理相談室」さんの「臨床心理士によるメールカウンセリング」が評価されました! ワオミー
わたくし、何せよ機械が苦手なもので、初めて使う機能にたじたじでしたが、相談者様のご協力もあり、無事WoW!me(ワオミー)にて山本心理相談室をご利用していただくことができました。
自分は結構直接面接の方が得意ということもありまして、まだまだ文字のみでの相談業務に試行錯誤中ですが…(;´・ω・) 今後も依頼者の方にご満足いただけるよう精進してまいりたいと思います!
今度とも山本心理相談室をなにとぞよろしくお願い致します^^

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2017年1月3日

山本心理相談室は女性の有資格者の専任カウンセラーによる心理相談を受付けております。
精神科や心療内科の受診に関する質問や、うつ、発達障害、PTSD、睡眠障害、パニック障害、子育て、虐待、引きこもり、不登校などに悩まれている方はお気軽にご連絡ください。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2016年12月2日

寒暖差が厳しい期間が続いていますね。
体調を崩しやすい季節、他人に気を使うのもステキですが、まずは自分を労わることから始めてみませんか。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2016年11月3日

台風の合間に見える青空のありがたさ。
青空も雲があるからキレイに見えるのかも。
嫌なことも人生を輝かせるためにあると思えた時は幸せ。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2016年10月3日

心って季節やお天気みたいに千変万化しますよね。
四季を楽しむも良し、瞬間瞬間の変化を味わうも良し…。
楽しんでいける魔法は「雲の上はいつでも晴れ」と知っている人。あなたはどう過ごしたいですか?

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2016年9月3日

梅雨の間はうっとおしいなと思っていたけど、終わるとちょっぴりさみしい気も...
ちょっと格好悪い自分も振り返ると愛おしく思えたり...
嫌だなって思えた時がクスッと笑えるささやかな幸せになる。
人生のフシギ。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2016年8月7日

自分が何をしたいのかわからなくなった時、小さい頃何にワクワクしたのか、何が得意だったのか...
そんな事を思いのままに書き出してみませんか?
心の中の絡まった糸がほどけて「何かしなければ」ではなく「やってみたい」ものが見つかるはず。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2016年7月3日

雨の日が続いていますね。
お仕事も上半期の仕上げが近づいて何かと忙しい時期。
こんな時こそ、木漏れ日の下でほっこりと佇んでいる自分を想像して、深呼吸…。オアシスは「いつかどこかにある」のではなく、自分で創るもの。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2016年6月23日

夕暮れ時、なぜかちょっぴり切なくなる…なんてことはありませんか?
自分を感動させる事で切なさや悲しみを涙に変えてスッキリしちゃいましょう。
ただ耐えるなんてもったいない。
世界もあなたももっと優しくなれるはず。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2016年6月13日

そろそろ紫陽花の季節になって来ましたね。
季節の変わり目は普段以上にセルフケアに気を配りたいものですね。
日々の積み重ねが心身の健維持に繋がる...とスタッフ一同も心がけています。

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ちょっと一息 by山本心理相談室

2016年5月3日

「自分の心と身体が今何を感じているか、自分にきいてあげる」という事は本当の自己管理能力に繋がるはず。
自分のことをいたわることができる人はきっと幸せ。

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